紬名古屋帯「さざ波」糸目友禅・ろうけつ

波の伝統柄をアレンジして、制作しました。
紬名古屋帯「豆くじら」ろうけつ

コーヒー豆の生豆と焙煎後の様子を帯にしたものです。

ロウで区切り、たらし込みで味をつけました。
紬名古屋帯「ばらの庭」ろうけつ

ばらの庭を抽象的に表した帯です。

パステルカラーの方は、春の庭、色の濃い方は秋の庭です。
赤城紬名古屋帯「手描きよろけ縞(横)」糸目友禅・ろうけつ

糸目友禅で縞を描いたものです。


一本の縞に、糸目糊は二本引くことになり、さらに色差し、色伏せをするので、大変手間がかかる仕事です。

あえて空白を多く取ることで、柄がうるさくなり過ぎず、いろいろな着物に合わせやすい帯になっています。
紬名古屋帯「手描きよろけ縞(縦)」糸目友禅・ろうけつ

糸目友禅でひとつひとつ線を引き、よろけた縞を描きました。

一本の縞に、糸目糊は二本引くことになり、さらに色差し、色伏せをするので、大変手間がかかる仕事です。こちらは着用時に見える部分全てに縞をつくったので大変重い仕事です。
紬名古屋帯「染め分帯」ろうけつ

ロウでざっくりと区切って染め分けた帯のシリーズです。

染め分ける際のロウの線の白が効き、線のよろけ具合が味になります。

いろいろな着物をモダンにしてくれる重宝な帯です。
夏名古屋帯「踊り絣」糸目友禅

古代の絣織りのようなズレた感じに、それが踊っているように見えるように糸目友禅で表してみました。
紬名古屋帯「繭の旅」糸目友禅・ろうけつ

私の日常は、絹布への仕事が多いのですが、絹の元の蚕の繭玉をイメージしました。

繭が糸になり、布になり、和装になる旅を抽象的に表してみました。
紬名古屋帯「星のタイル」糸目友禅・ろうけつ・金線仕上げ

イスラム建築のタイルを元に制作したものです。

イスラム文化のものは、非常に緻密なものが多いですが、そのままだと重すぎるので、密度を緩め、配色を軽めにし、ロウによるニュアンスをつけ、タイルの雰囲気を出しました。

桐生紋無地紬名古屋帯「夜風のワルツ」ろうけつ

クレーの絵画からアレンジして制作したものです。ロウによっとニュアンスをつけ、奥行きを出してあります。

この「青・黒・白」の三色の様子が、向かって左から右にワルツのように「ズンチャッチャッ・ズンチャッチャッ・・・」と繰り返すリズムのようなものに仕上がり、後から「夜風のワルツ」と名付けました。
夏名古屋帯「ダイヤのつらら」糸目友禅

夏紬の生地にダイヤ柄が重なった文様の帯を制作してみました。いろいろ折り重なって氷柱のような感じです。

配色は涼しく青系を中心に、緑味の青、グレー、墨色・・・軽くならないように重みも意識しました。

帯の仕事(抽象)
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