Design Jimoto vol.1 in Fukuoka

DESIGN JIMOTO とは?

日本全国、各地域に存在する地元の社会的な課題や問題をテーマに掲げ、自分たちの信じる「デザインの力」で解決していくことを目的としたクリエイター向け「即興デザイントーナメント」です。Adobe/Creative Cloud Community Team が各地域のコミュニティーと一緒に企画・運営しています。

デザインの力によって、JIMOTOの社会的課題を解決すること。また、作品を通して、各地固有の地元情報と、地元で活躍するクリエーターを世界に発信すること。この2つを実現することがイベントの目的です。

世界を相手にした、地元の人による地元のためのイベント。様々な課題をデザインの力で解決し、皆さんのJIMOTOを世界にアピールしましょう。


What is Design Jimoto?
Design Jimoto is a local design jamming tournament to solve local issue by design-led approach.
This event is hosted by Adobe Creative Cloud Community team with local community/partners.

Design x Jimoto (Local theme/issue) = Solve Local Issue
1. We sort out existing local issue/challenges with local community.
2. At the competition, the issue/challenges will be revealed as a theme.
3. Selected local designers create artwork based on the theme to solve local issues by design-led approach.


第一回目は、福岡発信

2016年2月28日、福岡にて第一回目のDESIGN JIMOTOを開催。福岡を代表して集まった、全国区でも有名なクリエイター(Jammer)8組16名が、当日発表されるお題にそって、”Jamming ( 即興パフォーマンス)” しながら、表現を競い合いました。
イベントは「Creation( 作る) + Presentation( 発表)」の二部構成。テーマ発表から制限時間わずか4時間(!)のJammingによって、制作から発表までを行いました。ぜひ完成した作品をご覧ください。
今回は、デジタルハリウッド福岡校 ご協力のもと実現しました。デジタルハリウッド在校生6組の作品も掲載しています。

Our very first Design Jimoto was held in Fukuoka, Kyushu Japan.
As part of a unique, two-part (creation and presentation) design experience 14 teams of 2 compete against each other to execute a visual or motion design concept based on a local theme revealed at the event. 
After four hours and no rules, the teams present their work to an audience who chooses a winning team.
お題:外国人でもわかる「バス停」
 
日本に年間2,000万人を超える旅行者が訪れようとしています。
福岡も西のアジアの玄関口と言われるくらい、外国の旅行者を目にすることが増えてきました。
一方で、外国の方を受け入れるためのインフラが整備されているかというと…
 
そこで『外国人でもわかるバス停』のデザインを考案し、
旅行者が観光をする際の「不安」「わかりにくい」を解決してください。
 
みなさんなら、どんなアイデアで解決しますか?
 
 
 
Theme: Redesign Bus Stop
(Make it recognizable to anyone who has different cultural background)
 
Background: 
We are expecting over 20 million foregin visitors per year in Japan and Fukuoka has been called "East Door to Asia".
However, has the infrastracture been built well to welcome visitors?
We faced the fact that many foregin visitors have trouble recognizing a bus stop as a place where they can get on a bus.
 
 
アドビ公式ブログでのレポート:Adobe Creative Station
− ビジュアル部門 −
 
Visual Design
 
WINNER
ディーゼロ推しメンチーム

谷口亮(キャラクターデザイナー)http://ryos-w.com/
西村宗倫(株式会社グルーヴノーツ:Webデザイナー・ディレクター)http://www.groovenauts.jp/
CGFMチーム
合同会社CGFM http://cgfm.jp/
金内透 (フロントエンジニア兼ファシリテーター)
金内和子 (グラフィックデザイナー)
「このバス、○○に行きますか?」とバスの運転手さんに訪ねた経験はありませんか?
目的地へ行けるバスがどれかわからない不安を取り除けば旅行は楽しくなる、と私たちは考えました。
あなたが使った言語で答えてくれる、観光をサポートするバス停です。

Have you ever asked the bus driver,
"Does this bus stop to ... ?"
We're anxious about whether we can choice the right bus.
If we can get rid of the anxiety, it would be more fun to travel.
This Bus Stop is visitors guide, and it'll be answered in your native language.
BGMチーム
吉川伸彦(株式会社 関心空間:デザイナー)http://corp.kanshin.com/
小柳 考啓(株式会社からくりもの:アプリディレクター・UIデザイナー)http://karakurimono.biz
kiml-msチーム
九州インターメディア研究所 http://www.kiml.co.jp
田中雄輝(チーフデザイナー)
三浦彬裕(アシスタントディレクター)
− デジタルハリウッド福岡校学生チーム −
Team即興 チーム
智原北斗
伊藤めぐみ
万国共通なものとは何でしょう?
それは、イケメン&イケ女!
そこで、イケメン&イケ女!を看板にしちゃいました!
そして、博多のトレードマーク「にわか」を付け、イケ面に!
アプリ連動で、素顔が見れちゃいます!一緒に撮影すると肩を抱き、ささやいてくれます!
各地域のイケ面コンプリートを辿るバス旅もおススメです!
ママグロースハッカーズ チーム
高橋愛子
平石まりこ
ママチームとして、子どもも一緒に参戦。言葉がわからない外国人の子どもでも、
バス停だと認識できるデザインを目指しました。子ども達にも相談しながら、
バスの形のサインや、バスの基本の乗り方がわかるピクトグラム&サイネージを用意しました。
DECO × BOCO チーム
伊藤 拓胤
小西  珠美
「花が咲くバス停」。それは皆で行う「バス停への#タグ付け」が力になります。
バス停近隣の情報が#タグとしてバス停に蓄積され、その情報量は植物としてビジュアルにも現れます。
目的地とバス停名が重なることでますますバス停が探しやすく・楽しくなります。これは『みんなで育てるバス停』なのです。
MAAG チーム
石原あぐり
宮成真似
直線の多い街並みで目に留まりやすい曲線、緑やグレーの風景で引き立つ黄色を使い、外国人観光客の方がまず探す英語表記、バスの絵柄とバス停番号を目立たせた立看板を設置。
また市民の移動手段であるバス車内を外国人観光客の方にとってより楽しい空間にするため、目的地での体験をイメージしやすい写真入り路線図も設置。
6ガッツでがっつんがっつん チーム
桑畑美希
堤千寛

日本へくる海外旅行者の目的の1位は、日本の「食」ということだったので、「食」にフォーカスしたバス停を発案しました。
バス停での案内板は行き先に合わせて使用者が自由に操作できます。
またバス内での停留所の表示は主要な飲食店名を表示させるなど、海外旅行者が分かりやすく利用できるようにしました。
キッシュ!チーム
石原裕美
吉井暢子
バス停を見て分かりやすくするのと同時に、体験的にバスの待ち時間を楽しくしたいということで新たにパネルを設置する案を発表しました。
パネルは写真のフレームの役割をし、撮影後にSNSで展開されることで福岡の情報を発信することができます。
そのパネルに大きくバス停番号等を記入し遠くからでも見やすくしました。
− モーション部門 −
 
Motion Design
WINNER
mtblancチーム
モンブラン・ピクチャーズ 株式会社 http://mtblanc.jp/
村上ヒロシナンテ ( 映像ディレクター)
猪口大樹 ( 映像ディレクター)
「バスの乗降場所だとわかる」というお題に対し言語を超えて理解を得るべく日本独自の古典モチーフ「駕籠」に置き換えました。
「なんとなく、楽しい乗り物に乗れるとわかる」に関しては四つ打ちBGMに博多山笠の掛け声をサンプリング、スクロールする画面は車窓からのジモト情景を表すべくラーメン・明太子・黒田節の母里太兵衛・そして日本初のエンターテイナーと謳われる川上音次郎先生がビジターを歓迎しています。

To tackle the theme "it should be clear that it is a bus stop" we went beyond words by using the visuals of Japan's own classic motif of the "palanquin", a carriage carried by men. For the second theme, "it should be understood as a fun ride", we sampled local Hakata "Yamakasa" shouting into 4-beat background music, while  funny local visuals of "Ramen noodles", "Mentaiko" spicy cod eggs, a dancing famous statue, and Otojiro Kawakami, Japan's historical first entertainer scroll by to welcome visitors.
KOO-KIチーム
空気株式会社 http://www.koo-ki.co.jp/
木綿達史(代表・映像ディレクター)
蛯子 祐樹 (ディレクター・プロデューサー)
Anno Lab渡辺チーム
Anno Lab http://annolab.com/annoweb/
渡辺圭介(デジタルファブリケーションエンジニア、プログラマ)
JB-138チーム
jbstyle. (セントラルジャパン所属:イラストレーター)http://jbstyle.jp/
イチノミヤモトヒロ(イラストレーター)http://motoichi69.deviantart.com/
当日、マシントラブル発生…完成まで辿り着くことができませんでしたが、後日完成イメージが公開されました。
アドビ公式ブログでのレポート:Adobe Creative Station
Design Jimoto vol.1 in Fukuoka
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Design Jimoto vol.1 in Fukuoka

2016年2月28日、福岡にて第一回目のDESIGN JIMOTOを開催。福岡を代表して集まったクリエイター(Jammer)8組16名。当日発表されるお題にそって、”Jamming ( 即興パフォーマンス)” しながら、各チームの表現を競い合うクリエイティヴセッションを行いました。 「Cr Read More

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