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Design for Rethinking of Meat Consumption vol.1

Design for Rethinking of
Meat Consumption Vol.1
Active User



Citizen

「Active User」の社会では、環境との共生が重視される。市民が自分たちのニーズについて議論し、自ら生産消費をコントロールする。持続的な生活のためにシステムがあり、システムの使用者として市民自らが持続可能性に対する責任を持つ。



How They Produce the Meat

これは食用肉を自宅で生産するための「家庭用小型培養器」のインターフェースである。培養肉は、細胞培養技術によって生産できるため、大量の自然資源を損なうことなく、必要な分だけの肉を自給自足することができる。 
「Active User」の社会では、このような培養器が各住居に支給され、持続可能な社会の創造が求められる。
ちなみに、成人が消費する平均量で換算すると、このサイズのバイオリアクター1本で2週間分の肉を生産することができる。



Where They Live

「Active User」の価値観を元に建てられる住宅には、共生する動物のためのスペースと、肉を家庭で自給自足するための「家庭用培養器」が設置されているという特徴がある。
そこからは、持続可能な社会におけるリテラシーを育むための工夫を垣間見ることができる。



How They Treat Livestock

他者との共生を重視し、自分達の価値観を模索する「Active User」たちの社会では、幼少期から自然を体感し、共生関係を認識する。



Lifestyle

「Active User」たちは、細胞培養技術の”使用者”としてその仕組みを理解している。彼らは、自らの価値観、使用できる技術、社会への影響などを考えたり、時にはラボを構え、実験を行ったりする。例えば、生物のDNAを読み取ったり、自らの細胞を採取したりといった具合に。
Design for Rethinking of Meat Consumption vol.1
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Design for Rethinking of Meat Consumption vol.1

卒業制作です。 サンフランシスコでの語学留学中に見たドキュメンタリー映画「cowspiracy」に衝撃を受け、食肉文化に対する問題提起をテーマとしました。

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