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Hana Aroma | JAPAN - 花アロマ

今回作成したロゴができるまでのプロセスです。ヒアリングから始まり、領域の決定(そのロゴは展開するにあたってシンボルマークがそもそも必要なのか、何をベースにするか等)を経てデザインに移行します。
Hearing
最も重要な工程であるヒアリング内容のまとめです。
「そもそもなぜロゴをつくるのか」「なぜこの活動をしているのか」「この製品が持つシンプルな特長はなにか」「誰が、いつ、なぜそれを使い、なにを感じているか」など、現場の空気を時間を惜しまず炙り出していきます。

Segment(領域の決定)
巷には多くのロゴがあふれていますが、Googleのようにサービス名がまるごとロゴになっていたり、ナイキのようにマークそのものが企業を連想させたりとグループ分けをすることができます。「花アロマ」はオフラインでの活動を主としており、今後の展開も見据えながら「シンボルマークとテキストマークの組み合わせ」に決定しました。
Symbol
ヒアリング内容からコアなキーワードを抽出し、何をシンボルマークにするかの決定を行います。
泥の中から凛とした花を咲かせ、創業者に大きな影響を与えた「蓮」をシンボルとしました。
Sketch
スケッチの工程では、単に蓮を描き殴るのではなく、製品の特長(花弁のみの使用、一滴の抽出にかかる手間)をカバーしているかを踏まえながら進めていきます。
illustratorを用いてデザイン化を行います。全体的な曲線は、精油によってもたらされる希少な1滴を表現しました。
Color
ビタミンカラーのピンク・オレンジを中心に構成したものに決定しました。
外側から中央部に向けて「素材の香り」「抽出時に漂う香り」「鼻腔を抜け、癒しをもたらす香り」の3段階をイメージしたカラーを設定しています。

また、花弁ごとに異なる配色でお客様の多様性と「異なる悩みに対しそれぞれ
ベストな癒しを提案する」という決意も意味しています。
Wordmark
シンボルマーク(蓮)を除いた使用シーンも想定されるため、テキストのデザイン化を行います。
中央上部はシンボルマークの上部をベースにしていますが、軽微なリデザインをしています。

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(2018 Jan) this logo means flower aroma for aromatherapist working in Tokyo.

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