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感詰
CanDume
人間は、直接相手の心の中を読むことはできません。ところが、相手と接したときに生まれる言葉、表情、行動などで相手がどのような気持ちなのかという「空気」を読むことはできます。その空気を読むことによって、相手とうまくコミュニケーションをとることができるのです。

また、「空気を読む」と日本では呼んでいますが、西洋などの諸外国ではそういった表現はほとんどなく、英語に訳すと「telepathy」という表現が一番近いそうです。

「空気を読む」、そこには物理的に読むことのできない「空気」を「言葉」としてとらえた日本独特の文化が潜んでいるのかと思われます。この空気中に目には見えない「言葉」がどのように存在しているのか。この「感詰」は様々な場所で、その場にいる複数の人の心の声を缶詰に詰めたインスタレーション作品です。

様々な空間にいる複数の人に「この空間にいて感じたことは?」と質問し、その答えをアニメーション化したものをQRコードに変換しました。バーコードリーダー機能を搭載したカメラ付き携帯電話でQRコードを読み取ると、画面にそれぞれの「心の声」のアニメーションが流れます。集めた空気の場所は公園・バス停・コンビニ・結婚式場・ガソリンスタンドなどで約90人の心の声を集めました。
2008
material : ペンキ用缶詰 マット紙 ショッピングカート 買い物かご 携帯電話 心の声
software : Adobe Flash Adobe Illustrator