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MOGMOG PLAY CAFE/Uminonakamichi Seaside Park/FUKUOKA JP

国営海の中道海浜公園内レストハウスリニューアルプロジェクト
Rest house renewal project in Uminonakamichi Seaside Park

福岡市東区にある国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形「海の中道」に位置する、東西に約6キロメートル、面積約350ヘクタールと広大な敷地を有する国営公園です。一年を通して季節の花々が咲き、動物園や水族館、屋外プールやホテルなどもあり、エリア全体として楽しめる公園として市民に愛されています。

そんな公園の中に、喫茶ランドリーの”理念のフランチャイズ”が「MOGMOG PLAY CAFE」(事業者:公園財団)がオープンしました。元々焼きそばやソフトクリームを販売するレストハウス(下写真)を、お店の前に広がるパターゴルフ場を障害のある子どもも誰もが楽しめるインクルーシブパークにしていく計画に合わせて、リニューアルすることになり、依頼を受けました。

まず狭義のインクルーシブから脱した対話からはじまり、公園にあるカフェにおいても、いかにひらかれ、さまざまに使われることができる場所になれるかという議論を深めながら、設計デザインを進めて行きました。

同時に既存のお店に対して、公園に対して、愛を持って働かれていたスタッフの皆さんへのコミュニケーションのデザインについても、これまで同様マインドセットのデザインを行っていきました。

設計パートナーは建築家の石井大吾さんと共に進めていきました。大きくは、円形の既存キッチン部分は反対側倉庫に移動させ、もとの部分は小上がり席と設えました。キッチンは倉庫の壁を壊して新設し、公園に面する外側の壁を大きく壊し窓とカウンターを設けました。さらにその外側にも大きなテラスを設け、店舗内と外部の公園がよりゆるやかにつながるようコントロールしました。

配置、形状、寸法、素材といったハードのデザインから、ここが持つべき機能やサービス、さらにどこまでも許容していくというソフトのデザイン、そして、ここで働くスタッフやそれを支える事業者側のマインドセットであるコミュニケーションのデザインを三位一体で行いました。今後、カフェの内部だけではなく、ここから外部の公園までも一体として捉え、市民のみなさんによるよりアクティブな使われ方の拠点となっていくことになります。

■クレジット
プロジェクト名:MOGMOG PLAY CAFE
クライアント・事業者:公園財団・国営海の中道海浜公園
デザイン監修:株式会社グランドレベル
設計:石井大吾デザイン室一級建築士事務所
構造設計:加藤構造計画事務所
設計協力:大関美奈子
施工;西日本グッドパートナー株式会社
フード監修:木下 雄(Café sones)

※下の写真はリノベーション前の内部
マインドセットのデザイン:グランドレベルがプロジェクトを進めて行く際には、ハードの設計だけにとどまらず、必ずマインドセットを整えるプロセスを設けます。既存の売店で働かれていたスタッフの皆さんに対するショートレクチャーやお茶会、対話を重ねて、どのようにお客さんを捉え、カフェという空間にどのような可能性があるのか、事業者とスタッフの理想的な関係などについて、伝えていきました。すべてはオープン後のアクエィブな運営に効果的に働いてくことになります。(写真は、オープン直後の記念写真)
プロジェクト初期案イメージ:その後、円形の既存キッチン部分を小上がり席とし、キッチンは反対側に移設しテラスにもひらくこととした
ロゴマークもデザインした. さまざまなグッズへと展開していきます
MOGMOG PLAY CAFE/Uminonakamichi Seaside Park/FUKUOKA JP
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