それゆえ、 地名は｜Used Name
地名の由来を探り、地名の命名規則をまとめる。
駅、道路、標識、地名は私たちの生活にあふれている。これらの名前は
どうやってつけたのか、地名は、その場所の地理的景観と 関係があるの
か、地名の命名には規則があるのか。そんな好奇心 から、地名の用字に
ついて研究を始めました。
⬇️ 4 本の全貌
PART 1
書体と図形デザイン
浙江省で最も古い地名の石刻を探し、上記の文字を参考に、研究プロジェ
クト全体のビジュアル要素である「石刻隷黑」をデ ザインした。「石刻隷
黑」はゴシック体と隷書体を組み合って、 制作した新しい書体である。
石刻から文字を抽出した後、まず一本の線で構造や特徴を
トレースしました
筆画のデザインは、隷書の丸みを帯びる感じを残し、全体が
穏やかな様子である。ゴシックのデザインにしたつもりですが
細かな筆画の太さの変化を加えた 。
「石刻隷黑」の完成版
・書体の筆画で書いた図形
図形のデザインでは、「石刻隷黑」の筆画で図形を構成し、
各地名に関するイメージ や景観を石刻隷黑の漢字と組み合わ
せて、 書体と同じ風格の図形をつくるのである。
・図形の由来
ー各地の地名の背景と物語ー
たとえば、「桃渚」という地名です。その 由来は、元末、ここは入り江
で、三方を山 に囲まれていった。渚は水中にある小さな 陸地のことで、
ここの地形とぴったりだ。 明の初めから、地元の人々は桃を植えて、 だ
から桃の渚と名付けた。
PART ２ 地名の命名規則
ダイアグラムデザイン
その中で、最も規則的なものーー自然地理地名の命名規則に従って図表化
しました。
地名によく使われる字は、違う高さの山や山の中の地形によって異なる。
中のグラフは、山を表す地 名の漢字をすべて整理したものである。左の図
は水文に関連する地名とそれに対応する水文景観の地図です。地名の中で、
よく地元の有名な植物、働物が現れている。右の図は、浙江の地名の中で
最も多く使うのは梅、桃など南方の代表的な植物です。
図表の裏は、浙江省の地名で最もよく使われている自然地形に関
する漢字である。それぞれの漢字が対応する地形や環境を表した。
例えば「池」と「塘」は水が溜まってできた小さな水域のことを
指す，でも「池」という漢字は、円形の小さな水域を指し、「塘」
は、四角い畑のような水域を表している。
PART ３ 地名誌の整理
ブックデザイン
最後に、70 の浙江地名の由来と 4 つの地名の付け方を 4 冊セット の本でまとめました。
❶「天地」ー自然地理に応じた地名ー
❷「福地」ーその場所に対する良い願いを表現する地名ー
❸「土地」ー地元の方言に応じた地名ー
❹「故地」ー名人や歴史的な物語に応じた地名ー
PART 4 地名石の制作
昔から人々は、地名を石に刻むことが好き だった。地名を刻む石は
「地名石」と呼ば れるようになった。そこで、自分たちデザ インし
た地名を石に刻む、地名石を作った。
PART 5 浙江地名の宣伝映画CMのデザイン
地名のダイナミックなデザインは一つの地名の漢字を表現するだ
けでなく、漢字の動きを他の図形、写真、ビデオ要素と結合させ、
一つの完全な地名のCMを作り出します。
デザイナー：トン カイ TONG JIAYI
ソ イタツ ZENG YICHEN
