Aral sea◆Uzbekistan
2019.05.25
20世紀最大の環境破壊
と称される現象が起きたのが、このアラル海である。
ソ連占領下で綿花栽培の為に、アラル海に注ぐ河川を堰き止めた結果
この塩湖は水を失い、みるみる小さくなっていった。
僅かに残る水は塩分濃度が濃く生き物が死滅する。
死の海などと呼ばれることも少なくない。
驚いたことに、ウズベキスタン国民の中には
既にアラル海は消滅したと思っている人々も存在する。
そんな、朧げで危うい自然がこの大陸で息をしている。
我々日本人は常に自然の脅威を目の当たりにし、自然に楯突くなど以ての外と生きてきたはずだ。
しかし今の時代、人間はその気になれば自然を食いつぶすことが出来るらしい。
だが、それでも大地は息をしている。世界は滅びない。
​我々人間はいったい何をしているのだろうか。
Aral sea
Published:

Aral sea

Published:

Creative Fields